複数選択問題(全て選択して初めて正解) · #533
企業の発表会で、あるユーザーが「新システムの実際の請求項目が、公式サイトの公表より3つ多いのはなぜですか?」と質問しました。これに対し、広報担当者は「そんな質問をして、いったい何が目的ですか?競合他社が送り込んだ中傷者ですか?」と答えました。別のユーザーが「たとえ彼が本当に競合の関係者だとしても、追加の請求について説明が必要だ」と述べました。この状況に関する評価として、最も正確なものはどれですか?
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解答:BC
- A広報担当者が質問者の動機を問いただすのは、身元と立場を確認する正当な手続きであり、質問を回避したことにはならない。✗ 誤り。「動機の確認は正当な調査である」という誤解に相当します。背景の把握は別途行うことはできますが、「何が目的か」という反問で請求に関する質問への回答を置き換えるのは、動機の非難で答えをすり替えています。
- B質問者が実際に競合他社に雇われていると判明したとしても、追加された3つの請求項目が何であり、その根拠が何であるかは、正面から説明する必要がある。✓ 正しい。動機が疑わしいからといって意見が誤りであるとは言えず、動機が潔白だからといって問題が存在しないとも言えません。請求が妥当かどうか、公表されていたかどうかは、事実によってのみ説明できます。
- C広報担当者の応答は、議論を「問題が成立するか」から「質問者が善人かどうか」へとすり替えており、動機への訴えに該当する。✓ 正しい。これは、質問者を攻撃しても問題を覆せない典型例です。質問者の動機や立場を攻撃する一方で、請求公表の実質的な問題には一切答えていません。
- D質問者が発表会で公然と疑問を呈したということは、過剰請求の問題が事実であることを示しており、広報担当者はその場で謝罪すべきである。✗ 誤り。「質問が鋭い=告発が真実である」という誤解に相当します。質問をすることは追及の開始に過ぎず、追加請求が事実かどうか、違反かどうかは、証拠によって判断されるべきです。
解説:広報担当者の反問は、議論を「追加された3つの請求項目が妥当か」から質問者の意図へと移しており、典型的な動機への訴えです。特に注意すべきは2点です。質問者が本当に競合の背景を持っていたとしても、請求の問題には答えなければなりません。逆に、動機を明らかにしたからといって、問題が自動的に消えたり成立したりするわけでもありません。2人目のユーザーの対応は参考に値します。身元の論争をひとまず脇に置き、議論を「追加請求の内容と根拠は何か」という事実問題そのものに引き戻しています。