単一選択問題 · #295
妻が夫にこう言った。「最近、あなたが子どもを迎えに行く約束を3回も遅れたわね。」夫はこう応じた。「そんな小さなことをいちいち言うのか?まさか、私に仕事を辞めて専業主夫になれと言っているのか?」問:夫の応答は主にどのような論理的誤謬に該当するか?
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解答:B
- A話題をそらすことで、「遅刻」の問題を「退職」の問題にすり替えている。✗ 話題をそらすことは無関係な問題に飛ぶことだが、夫はまず「遅刻の批判」を「退職要求」に誇張してから反論しており、これはむしろ藁人形論法の特徴に合致する。
- B藁人形論法であり、妻の批判を退職要求に誇張し、その歪められた主張に反論している。✓ 妻は遅刻の事実を述べただけで、夫に退職を求めてはいない。夫は相手の主張を「退職して専業主夫になる」と誇張し、その偽の主張を攻撃しているため、藁人形論法である。
- C偽の二分法であり、退職するか遅刻を続けるかのどちらかだと考えている。✗ 夫は「退職か遅刻継続か」という強制的な二者択一を示しておらず、反問で妻の意図を歪めているだけなので、偽の二分法には該当しない。
- D滑り坂論法であり、遅刻の批判が最終的に失業につながると考えている。✗ 夫は遅刻の批判を失業に至る連鎖反応として描写しておらず、滑り坂論法とは無関係である。
解説:適切な対応は、まず相手の主張を言い換えて確認することだ。「つまり、私が最近3回迎えに遅れたことで心配させたということだね?」夫はそうせず、「3回の遅刻」という批判を「退職要求」に歪めて反論しており、これは藁人形論法に該当する。注目すべき点は、彼が反論しているのは妻が実際に言ったことではないということだ。