単一選択問題 · #294
保護者会で、保護者が担任の先生に「なぜ今学期、週一回の読書の授業がなくなったのですか?」と尋ねたところ、先生は「私たちのクラスは数学コンテストで学年一位を取り、学校が新しく改装した図書館の蔵書も倍増しました」と答えました。問:以下の評価の中で最も適切なものはどれか?
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解答:A
- A先生は成績と設備を持ち出して読書の授業がなくなった理由を回避しており、話題をそらしている。✓ 保護者が尋ねているのは「なぜなくなったのか」であり、先生が述べた成績や設備はその因果関係を説明しておらず、典型的な話題そらしである。
- B先生は保護者の意見を「読書の授業はなくなってよい」と歪曲しており、わら人形論法を用いている。✗ わら人形論法は、相手の主張を反論しやすい形に歪めてから攻撃するものだが、先生は保護者の主張を言い換えたり誇張したりしておらず、単に別の話題に移っている。
- C先生は読書の授業と数学コンテストを対立させ、二者択一を迫っており、誤った二分法を用いている。✗ 「数学コンテストで一位を取った」ことは二者択一の構造を強制しておらず、先生は「コンテストがあるから読書の授業はできない」とは述べていないため、誤った二分法には該当しない。
- D先生は学校の決定を権威の根拠として引用しており、権威に訴えている。✗ 回答には学校側の意見や権威ある立場への言及はなく、成績と設備のみが述べられており、権威に訴える論法とは無関係である。
解説:保護者の質問を整理すると、「なぜ読書の授業がなくなったのか」となる。先生の回答は数学コンテストの成績と図書館の蔵書数であり、これらが真実であっても、読書の授業がなくなった理由を直接説明するものではない。したがって、これは話題そらしに該当する。他の選択肢は、問題文における歪曲、二者択一、権威への訴えのいずれにも対応していない。