単一選択問題 · #391
会社の規定では、注文金額が100万元を超える場合、必ず総経理の承認が必要とされている。小趙の注文金額は80万元であり、彼は総経理の承認を受けずに直接契約を結び、「私の注文は100万元を超えていないので、総経理の承認は不要だ」と主張した。以下の評価のうち、最も適切なものはどれか?
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解答:C
- A推論は有効である。注文が100万元を超えていなければ、この承認規定はこの注文に適用されない。✗ 誤り。これは「前件否定」の誤った推論であり、「100万元を超える→承認が必要」を「超えない→承認不要」と取り違えている。規定は一方向の含意のみを保証しており、100万元を超えない場合に必ず承認が不要とは述べていない。
- B推論は有効である。会社の承認基準は金額であり、80万元は基準に達していないため、この対応は制度に適合している。✗ 誤り。前件否定と同じ誤解であり、「承認は金額のみで判断する」という想像上の慣行を規則の原文に置き換えている。規定は他の承認を必要とする状況を排除していない。
- C推論は無効である。規定は「100万元を超える場合は必ず承認が必要」ことのみを保証し、「超えなければ承認不要」とは述べておらず、高リスクなどの状況でも承認が必要となる可能性がある。✓ 正しい。規定は十分条件文であり、前件を肯定するか後件を否定するかのみが有効である。「100万元を超えない」ことから「承認不要」を導くのは前件否定の無効な推論であり、高リスク顧客や特殊な支払い条件などでも総経理の承認が必要となり得る。
- D推論は無効である。小趙はまず総経理に相談してから契約を結ぶべきであり、金額が小さくても上司に知らせるべきである。✗ 誤り。「推論が有効かどうか」と「行動が適切かどうか」を混同している。「金額が小さくても相談すべき」が事実だとしても、彼の推論の誤りを指摘してはいない。
解説:規定の論理形式は「注文が100万元を超える→総経理の承認が必要」(十分条件)である。有効な推論は2つのみ:前件肯定(100万元を超えるので承認が必要)と後件否定(承認が不要なので100万元を超えていない)。小趙が行ったのは前件否定であり、「100万元を超えない」ことから「承認不要」を導いている。これは無効である。なぜなら、規定は金額が基準に達すれば承認を必要とすると述べているだけで、金額が唯一の承認条件であるとは述べておらず、高リスク顧客や特殊な支払い条件などでも総経理の承認が必要となり得るからである。