十分条件と必要条件
十分条件と必要条件とは何か
十分条件(AならばB):Aが成立すればBは必ず成立する。有効な推論は肯定前件(A成立→B成立)と否定後件(B不成立→A不成立)の2つのみ。無効な推論は否定前件(A不成立からB不成立は導けない——「注文が100万円を超えていない」から「承認が不要」は導けない。高リスク案件でも承認が必要な場合がある)と肯定後件(B成立からA成立は導けない——「承認済み」から「注文が100万円を超えた」は導けない。「顧客が更新した」から「顧客が非常に満足している」は導けない。乗り換えコストが高いか、代替サプライヤーがない可能性もある)。
十分条件と必要条件のよくある間違いと方法
必要条件(Aがあって初めてB):AがなければBはないが、AがあってもBがあるとは限らない。「試験に合格して初めて採用される」——不合格なら採用されないが、合格しても採用されるとは限らない(身元調査や予算の確認がある)。最も一般的な誤判断は必要条件を十分条件と取り違えること:努力は成功の必要条件であって十分条件ではない。英語力は外資系管理職に堪能であるための必要条件であって十分条件ではない。
十分条件と必要条件の練習問題の出題内容
「もし…ならば…」「…して初めて…」から推論が有効かどうかを判断する。否定前件・肯定後件の誤りを識別する。十分条件と必要条件を区別する。日常の文章(規定、約束、経験則)に隠された条件関係を見抜く。
登録してこの知識ポイントを時間を計って練習全3問 · 10問10分 · 各問に詳細な解説付き