単一選択問題 · #805
承認規則には「申請が人の手による確認を経た場合は、ステータスが承認済みと表示される」と記載されている。小林さんは午前9時5分に申請を提出し、午後にシステムを確認すると「ステータスが承認済み」と表示されていた。同僚はすぐに「だから申請は人の手による確認を経たのだ」と言った。この同僚の推論は成立するか?
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解答:B
- A成立する。承認規則がそう定めている以上、承認済みを見れば人の手による確認があったと確定できる。✗ 規則が定める一つのケースを、承認済みとなるすべてのケースと取り違える誤謬がある。
- B成立しない。承認済みステータスは自動承認や管理者による変更から生じた可能性もある。✓ 正しい。システムのステータスは複数の経路で生じうるため、人の手による確認があったと断定することはできない。
- C成立しない。この問題は、結果が成り立たないことから人の手による確認がなかったと逆算する誤りだ。✗ 題中で確認できたのは承認済みステータスであり、未承認からの逆推論は行われていないため、指摘が誤り。
- D成立しない。システムのステータスを一度見ただけでは、観察回数があまりに少なすぎる。✗ 何度確認しても画面表示が確かめられるだけで、ステータスがどのように形成されたかは解明できないため、論拠として不適切。
解説:規則が述べているのは「申請が人の手による確認を経たなら、ステータスは承認済みと表示される」ということであり、承認済みステータスが人の手による確認からのみ生じるとは述べていない。低リスクの申請はシステムによって自動承認される可能性があり、管理者が特別な手続きで直接ステータスを変更した可能性もある。したがって、人の手による確認を経ていなくてもステータスが承認済みと表示されることはあり得るので、確認を経たと結論づけることはできない。これは後件肯定の誤謬に当たる。